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司法書士
司法書士について
司法書士は独立開業も可能な登記のプロの資格
| 難易度 | 独立度 | 就職・転職度 | キャリアアップ |
| ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
1.司法書士とは
司法書士とは、どのような資格なのでしょうか

司法書士とは、不動産登記や裁判の訴状作成など法務局や裁判所などに提出する書類の作成および申請代行の専門家の資格です。
司法制度改革による制度改正により、簡易裁判所の訴状代理権も与えられていて、活躍の場は広がってきています。
司法書士の試験情報
| 試験日 | 筆記試験:7月第1または第2日曜日 口述試験:10月 |
| 受験料 | 6,600円 |
| 試験場所 | 法務局または地方法務局が指定した場所 |
| 受験資格 | 制限なし |
| 問い合わせ先 | 全国の法務局および地方法務局 日本司法書士会連合会 |
2.司法書士の仕事
司法書士の具体的な業務

弁護士に比べると知名度の低い司法書士ですが、会社設立・土地購入などに必要な登記申請手続きを業務として行えるのは、弁護士とこの司法書士だけです。
刑事訴訟は弁護士にしかできませんが、それ以外の法手続きに関しては弁護士と同等の働きが可能です。
以前は登記申請業務が大半の業務を占め、時には「登記屋」とも揶揄されましたが、現在では、いわゆるサラ金の問題などに相談に応じる一種のコンサルティング業務や、資産・財産の管理などの「まちの法律家」としての役割も大きくなってきています。
3.司法書士の活躍の場
司法書士の資格取得後の進路

弁護士と違い、取得後すぐに業務につくことができます。
しかし、登記申請業務やコンサルティング業務などは人脈やコネクションが重要なため、最初は司法書士事務所に勤めて経験と人脈を育てていくのが普通です。
登記申請業務の専門家ということから、不動産会社や金融機関などに勤務する人もいます。
女性司法書士の増加
書類作成という仕事が多いため、正確さ・丁寧さ・注意力などが特に求められます。
そういったこともあってか、女性司法書士の活躍も目立つようになってきました。
現在では約3割が女性合格者です。
4.司法書士の将来
司法書士試験の今後
司法改革によって業務が広がったこと、さらには弁護士・裁判官・検察官になる経路とし
て法科大学院が設置されたことなどから、従来司法試験を受験していた層の一部が司法書士受験に参入してくると考えられます。
司法書士の制度改革と今後
司法試験の改革を含めて、司法制度改革が整理されてきました。
これにともなって、とくに法廷での業務という点で司法書士は業務範囲が増えました。
司法書士として安定的な地盤を持たない場合は、得意範囲を生かして弁護士と業務範囲を争うことも予想されますので、他に秀でている点があると有利になります。
☆訴状代理権‐司法書士の用語集
訴状代理権
日本国憲法は、誰に対しても裁判を受ける権利を保障しています。
しかし、身近に法律相談を受けたり、訴訟代理人となる人がいないため、泣き寝入りしてしまうケースも数多くありました。
そこで、司法書士法改正により、司法書士が簡易裁判所での民事訴訟代理権を持つことを認められました。
一定の研修を修了し、法務大臣の認定を受けた司法書士は、簡易裁判所の事物管轄を限度とした民事通常訴訟・即決和解・支払督促・証拠保全・民事保全・民事調停などの事件について、新たに以下のことが行えるようになります。
- 弁論する
[簡裁訴訟代理]
あなたに代わって簡易裁判所の法廷に出廷し、弁論することができるようになりました。 - 相談を受ける [法律相談業務]
これまでも、司法書士業務に関する相談を行ってきましたが、簡易裁判所の訴訟事件について、法律相談を受けることができるようになりました。 - 調停に臨む
[民事調停代理]
一定の事件につき、あなたに代わって相手方との調停の場に臨むことができるようになりました。 - 和解する
[裁判外の和解代理]
裁判手続以外でも一定の事件について、あなたに代わって相手方と和解交渉をすることができるようになりました。
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